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ワークショップ開催のお知らせ

2019.03.01 /


福岡市東区千早の千早駅西口降りて目の前に『なみきスクエア』という立派な文化施設があります。そこの公共スペース利活用促進のための企画の一環で、こどもと一緒に作るDIYテーブル作りのワークショップを行います。直前ではありますが、今回有吉が講師として登壇することになりましたのでご案内させて頂きます。

材料を床に置いて、下穴をめがけて上から下に指定のビスを打っていくだけで組み上がるテーブルです。インパクトドライバーでのビス打ちや、ペーパー当ての体験、図面を見ながら実際に使える家具を組み立てる経験を、こどもやご家族で楽しんでもらえればとの想いで準備させて頂いています。軽くて丈夫なみんなで使うためのテーブルを全部で8台作ります。天板のかたちが普通と少しだけ違って、並べ方で色々と変化するテーブルです。

テーブル作りの後は、みんなで餅つきと試食会が予定されています。季節の行事でこちらも良い経験になるのではと思います。週末のご予定がお決まりでない方はぜひ。
(※事前予約が必要です。と言いつつ、すでに応募多数のようで満席かもしれません。お問い合わせください。)



日時:2019.3.3
場所:なみきスクエア1F ひまわり広場
費用:500円

Bohemian Rhapsody

2019.01.14 /


新年あけましておめでとうございます。
今年は平成最後の年。時代の節目というと少し大げさかもしれませんが、より前向きに色々なことにチャレンジしていきたいと思います。ということで、新年早々ボヘミアン・ラプソディーを観ました。デビュー当初より業界の常識を疑い、深く苦悩しながらも音楽と共に生き、様々な実験的な試みを継続してきたフレディとクイーンの姿勢に感動しました。職種や国籍に限らず、クリエイティブであることは人類が決して失くしてはいけない姿勢だと思います。
ボヘミアンラプソディーは、フレディの苦悩を描いた歌だという説がありますが、矛盾や混沌を抱えて、尚生きていくのが人間ではないかと思います。僕は最近、当たり障りなく綺麗にこじんまりとするよりも、『人間らしさ』を肯定して矛盾や葛藤をひっくるめてデザインに置き換えていけないかなと考えています。その方がなんだか根源的で美しいような気がするし、難しいけどその分やりがいも感じます。

余談ですが、本作は話題の『DOLBY CINEMA』に対応しています。『DOLBY CINEMA』は、高明暗表現技術『DOLBY VISION』と立体音響技術『DOLBY ATMOS』を併せ持つ最新の映像技術です。なんとTジョイ博多が国内初の導入シネマということで、もしこれから本作を観られる方は、Tジョイ博多をお勧めします。特に音響の臨場感は素晴らしく、まるで自分もライブ会場にいるようなそんな錯覚を体験できます。

なんて、今年もあいかわらず他愛ない記事ばかりになるかもしれませんが、
変わらずお付き合い頂けますと幸いです。

Archaeology of the Future/未来の記憶展

2019.01.14 /


今一番ホットな日本人建築家と聞かれれば、おそらく「それは田根剛さん」と僕は答えると思います。日本人でありながらフランスに活動拠点を置き、20代の時にエストニア国立博物館の国際コンペで勝ち、イッセイミヤケやミナペルフォネン、フランクオーゲーリー展の会場構成、そして一般の方々にはこれが一番有名かもしれませんが、色々な物議を醸した国立競技場コンペの最終案に残った古墳をコンセプトにしたスタジアム案などその活躍は破竹の勢いです。
そんな田根さんの初の個展が東京で、しかも2会場にて同時開催されるということでこれは行くしかあるまいと強行スケジュールで行ってきました。展示をみてわかったことは、一言でいうと非常にバランス感覚に優れた建築家であるということ。これは、これからの時代を生き抜く上でとても重要なファクターだと思います。建築家的なスタンスとデザイナーとしての柔軟な感性やプロダクトデザインまでできてしまうようなきめ細かさを備え、そしてそれらを圧倒的な熱量(リサーチ、エスキース、表現力、実現力)と直感的なプレゼンテーションでもって視聴者を否応無しに説得させてしまう、そんな凄みを感じました。様々な展示空間を手掛けられているだけあって、展示空間の設計がとても秀逸。無理して見に行って良かったです。

※会期は昨年12月で終了しています。今さらすみません。。

竣工&撮影/福津の家

2018.12.30 /


福岡県福津市にて進めておりました住宅が竣工し、撮影まで終えることができました。膨大な物や情報で溢れる昨今、幾多の選択肢の中から『本当に必要なものを選ぶ能力』が個々に求められているように思います。日本古来には『清貧』という美学がありますが、足るを知る、素直で美しい住宅ができたのではないかと思います。竣工写真をお楽しみに。

『みんなの広場づくりワークショップ』のお知らせ

2018.11.30 /


昨年の福岡市都市景観賞の建築賞を、今年はグットデザイン賞も受賞された素敵な建物、福岡市東区の『なみきスクエア』の楽しい使い方をこどもたちと一緒に考える『みんなの広場づくり』ワークショップを行います。僭越ながら講師として明日はフィールドワークと夢を広げるブレストミーティング、来年2月頃にその実践編ということでみんなで考えたアイデアをもとに工作や設置のワークショップを行います。ぜひ親子で参加してください!

13時〜15時/参加費500円(お茶付)
ご予約は以下のリンク先よりお願い致します!

イベント詳細

書籍掲載のお知らせ

2018.11.26 /


2013年にスタートし、『自分たちでできることは自分たちですべてやる』をテーマに、半年かけて手造りした改修プロジェクト『cokeco革工房&ギャラリー』が、PIE INTERNATIONALさんから発売中の『グラフィックス×リノベーションでつくるこだわりのオフィスデザイン』という書籍に掲載して頂きました。書籍は、オフィスの規模別に『MEDIUM』『LARGE』『SMALL』と分類されていて、152ページ目の『SMALL』グループでご紹介頂いています。オフィスというより工房とギャラリーなのでテーマにあっているのかわかりませんでしたが、オファーを頂きましたので有難くお受けさせて頂きました。

規模も場所もテイストも背景もまったく異なる80件のオフィスデザインの事例が掲載されています。参考資料としても満足のいくボリュームと内容ではないかと思います。機会がございましたら是非ご高覧ください。

日日堂 竣工

2018.10.26 /


二年前に設計をさせて頂いた住宅の一角をお店に改修しました。改修といっても、新たに内扉とサインベースをデザインして取り付けるというシンプルな内容で工期は2日。無事に完了し、お施主さまにも喜んで頂けました。

扉はお店の顔になる部分。既存のデザインとはあえて揃えず、ここだけのデザインコードとバランスでデザインしています。最近はデザインをする上でルールを信じ過ぎないように気をつけています。ルールは単なる規律であって必ずしも人の心を豊かにするものではないと考えるからなのと、ルールに頼り過ぎたデザインはまとまり過ぎるというか、その先が無いというか、限界がある気がするからです。サインベースは、お施主様デザインの素敵なロゴマークのついた琺瑯製サインを邪魔しないように、受けとリブを兼ねただけの素朴なものとしています。扉の木や真鍮の引手が経年変化するように、サインベースの仕上にも時が経つ程に徐々に変化する風合いを楽しめる(しかも耐久性も向上する!)少し特殊な塗装を施してあります。

しっくいの白い壁とガルバリウム鋼板のこれまた白いシンプルなとんがり屋根に、扉とサインが良く映えました。オリジナルの博多みやげのお店と伺っています。来月17日がオープンとのことで今からとても楽しみです。



かみさまがすまう森のアート展

2018.10.23 /


佐賀県武雄市のシンボル、御船山の麓に約50万平方メートルにもおよぶ『御船山楽園』と呼ばれる庭園があります。その御船山楽園を舞台に、チームラボが仕掛ける体感型アート展に参加してきました。実はこの展示、昨年7月から開催されていてずっと気になってはいたものの、夜間展示ということもあってなかなかタイミングをみつけられずにいました。そうこうしているうちに開催からあっという間に1年以上が過ぎ、、、いよいよ最終月がせまってきたところで無理矢理スケジュールをつくって遂に決行。アートという体(てい)ではあったと思いますが、どちらかと言うと体験型アミューズメントとしてとても面白かったので少し記しておこうと思います。ちなみに会期は今月29日までですので興味のある方はお急ぎください。

作品は、映像を現実世界に投影するいわゆるプロジェクションマッピングの手法を用いたものですが、その規模と演出にとても驚かされました。時間で変化する作品や、こちらの動作に反応する映像作品、自分が描いたイラストが生き物となって歩き回る映像作品など、見て、参加して、子供だけではなく大人も楽しいコンテンツが目白押し。体験型が特にインパクトがありましたが、個人的には森の奥に突如あらわれる滝の作品がとても美しく印象的でした。おそらく敢えてなのかなと思いましたが、水の音を再現せず、白糸の様な水流をひたすら流す映像に、ある意味現実味の無さを感じて良かったです。

色々と映像の面白さを書きましたが、この企画の一番のポイントは、実は映像作品そのものというより御船山楽園という豊かな庭園を夜中にハイキングしながら見て回ることの非日常性と、苦労(楽して得られない体験に対する充足感)にあるような気がします。直島や豊島、犬島の徒歩や自転車で島を満喫しながら巡るアートイベントの手法に近い感覚ですね。もちろんこちらは一組の表現者による一連の作品としてプログラムされている点で、内容や体験は根本的にそれとは異なります。

無理をしてでも行ってよかったと思える内容で、とても良い刺激を頂きました。

福津の現場

2018.10.02 /


福岡県では、新築住宅の上棟後に構造の施工状況を確認する『中間検査』を受ける義務があります。先週無事に合格し、台風の影響で若干工期の乱れはありますが、年内竣工を目指して鋭意進行中です!

建物はシンプルな片流れ屋根で、まわりの建物と同じ2階建てですが1.5階建てくらいの控え目な大きさとなっています。ボリュームを控え目にすることで屋内に丁度良い居心地が生まれていますが、屋内と連続する2.2mの軒下と大きな吹抜け、2つのトップライトによって狭い感じはありません。設計や空間の質は予算や仕様だけで決まるものではなく、一番大切なことは工夫やアイデアだと常々感じています。手癖を嫌い、当たり前を疑い、建築することの目的を常に考えながら、一手間、一工夫を大切に1つ1つ仕上げていきたいと思います。言うは易し行うは難し、ですが、がんばります。