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KOSUKE ARIYOSHI

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#HS-39_HOUSE

都市部の住宅街でよく見られる「間口が狭く、奥行きが深い」立地に対する住宅デザインの可能性を模索した。周囲からのプライバシーを確保しながら、同時に外部への適度な開放感を実現するため、ジグザグに折れ曲がる壁と緩やかな勾配屋根による骨格を考案。斜めの壁が構造的な機能と内部での視覚的な広がりを実現し、勾配屋根が住まいの開放感や光や風をコントロールする。

1階に水回りや個室などプライベートな空間を集約し、2階に住まいの中心となるメインスペースを配置。メインスペースは、職人による曲面状の繊細な左官仕上げの吹抜を持つ広々としたワンルームとなっており、周囲の視線を気にせず自由で気ままに過ごせる空間を提供する。北側のハイサイドウィンドウからは、四季を通じて柔らかな自然光が室内に降り注ぎ、熟練の職人による左官の凹凸が描く美しい陰影のグラデーションが室内全体に広がる。

Architectural Design : Kosuke Ariyoshi / NOTEQUAL
Video Editing : Kosuke Ariyoshi / NOTEQUAL
CG Production : Mao Hashimoto / NOTEQUAL
Project Support : Atsuyoshi Tanaka

Detail

計画地

福岡県

用途
戸建住宅
構造
木造
規模
2階建
竣工状況
アンビルド

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