Vol.2 / 2015.4.25-26
Vol.1 / 2014.8.23-25
西部ガスと7社の工務店による合同イベントの会場構成です。「家」も「ガス」も日々の暮らしを支える大切なインフラでありながら、その存在は普段なかなか意識しないもの。そんな暮らしの黒子が表舞台に出て行いくことの面白さを、本来地中に埋まっている埋設用ポリエチレン管(通称ガス管)の可視化によって表現しています。ブースは、いろいろな屋根の家が並ぶ街並をイメージさせるデザインとなっています。それぞれのブース毎に展示や販売、ワークショップといった様々なコンテンツが並び、来場客はその周囲をぐるぐる回ったり、内を通り抜けたり、佇んだりと自由に楽しむことができます。構造は、25φの直管とエルボ、チーズ、ソケットで組んだフレームに、垂直方向と一部梁手方向にスチールパイプを差し込んだハイブリット構造です。部材は、分解、運搬、組立、保管、コストの観点から最小限の数量で構成しており、軽快さと仮設性を持ち合わせています。
また、イベントで使用する簡易テーブルやスツール、サインもデザインさせて頂きました。工務店のイメージから針葉樹合板を素材とし、ブース同様仮設性に優れるものとして組みと結束バンドのみで組立・分解可能な設計となっています。イベントカラーに合わせた黄色の結束バンドと合板との対比的な色や質感がアクセントにもなっており、2015年のスツールをつくるワークショップでは参加者が好きな色の結束バンドを選べるように企画し、大変好評でした。
今まで2回の開催があり、2015年は衣食住の「つくる」をテーマに多くの来場者で賑わいました。
俺たち工務店ズ + 西部ガス
テラソ2 & 西部ガスショールーム ヒナタ福岡