2週間ほど前のことですが、
福岡市博物館で開催中のフィンランド展に行ってきました。
会場構成はベーシックでしたが、展示ボリュームは流石で、
北欧デザインが好きな方はきっと満足されるのではと思います。
フィンランドは、スウェーデンとロシアに翻弄された歴史を持ち、
独立は1917年と実はすごく新しい国。
1900年のパリ万国博覧会をきっかけに、デザインが重要な産業として認められはじめ、
この頃からフィンランドのモダンデザインの土壌が育まれてきたとのこと。
何だか納得ですね。
会場では、エーロ・アールニオの代表作、
ポニーの子ども向けのお絵描きコーナーやボールチェアが特に人気があるようでした。
個人的にはアルヴァ・アアルトやカイ・フランク、ヴォッコの作品がたくさん見れて満足。
それにしてもパイミオのサナトリウムが1933年竣工ですから、
フィンランドデザインの先進性には驚くばかり。
展示は3月20日まで開催中とのことです。
長期開催は嬉しいですね。