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KOSUKE ARIYOSHI

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(仮称)若久の住宅

2021.05.23 /


すでに初回ご提案から丸一年。調整に調整を重ね、ついに内容と予算がまとまりました。ウッドショックの影響を考慮し、通常の進め方とは異なりますが、確認申請作業と並行し先行して工事契約を終える予定で、木材の調達を急ぎます。

都市部低層戸建密集地での、間口7.5m、奥行4.2m、建坪9.5坪の木造2階建の計画です。何も考えずに総二階建てにすると容積率オーバーになるので緩和を使います。密集地でのプライバシーを担保しつつ建物を通して光と風の抜ける立体ワンルームとなる予定。4層の帯が積層したような外観で、狭小地で四方すべての外壁が敷地境界に近接している為、防火構造仕様となっています。構造をすべて外周側に集めることで内部に柱は一本もなく、在来軸組に一部門型のラーメン構造を用いることで弱点となる中央部を補強しています。

小さいこともいろいろやるので忘れられているかもしれませんが、一応というか、ふつうに新築も承っております笑