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KOSUKE ARIYOSHI

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TO SCANDINAVIA 6th day Vol.3

2022.12.28 /

●北欧6日目(④〜⑥)/ Sweden

①朝食&移動 → ②スコーグスシュルコゴーデン → ③セント・マークス教会(外部) → ④セント・マークス教会(内部)→ ⑤Parlans → ⑥Kvarnen

6日目その3。(6日目その2はこちら/旅初日はこちら)いよいよレヴェレンツの代表作セント・マークス教会/1960の内部に潜入します。リズミカルなヴォールト天井と鉄骨の混構造で、素材は石、レンガを基調とし、存在を消したスチールとガラス、什器や照明の木と真鍮をポイントで使ったシンプルなものですが、アシンメトリーな構成と厳選された光によって情感ある空間となっています。当教会に限らず北欧の教会建築は、太陽高度が低いために横からの光を取り込むように祭壇の位置や建物の構成が計画されていることが多いです。トップライトで採光するのとは異なり、光の向きにプランが大きく影響を受けるため、ヨーロッパ建築によくあるシンメトリー(左右対称)な構成ではなく、必然的にアシンメトリー(左右非対称)な構成になるのでしょう。個人的な感想ですが、このように環境に呼応する建築は必然性があり美しいと思います。
















セント・マークス教会を見学したのち、セーデルマルムに戻ります。当時できたばかりのParlansという話題のキャラメルショップに寄り買物を済ませたのち、ディナーのため100年以上の歴史を持つという正統派老舗レストランのKvarnenへ。雰囲気のある店内とシンプルだけど美味しい料理に満ち足りました。






明日はグスタフスベリでリサ・ラーソンの工房”KERAMIK STUDION”を訪問します。

続く