本日、無事に棟(むね)があがりました。
なんだか変わったシルエットですが、
右後ろに見える2つこぶの山と
左側の住宅群の勾配屋根との調和を意識しています。
この2つこぶの山は、実は「ボタ山」という
石炭の採掘時に出る廃土や廃石を積み上げてできたものです。
ボタ山は炭坑の歴史を象徴する山で、
街にとっても貴重な景観となっています。
(厳密には2つこぶ部分以外もボタ山)
棟上げは、建築の現場でもっとも多くの大工さんが集まる工程です。
基礎しかなかったところに皆で協力して一気に建ち上げる様は、
何度みても感動します。