●北欧3日目(①〜③)Finland
①サノマット新聞社&トゥルク図書館 → ②トゥルク大聖堂 → ③散歩(ルオスタリンマキ手工芸博物館周辺) → ④マーケット → ⑤ブリュッグマンホテル → ⑥散歩&渡し船 → ⑦トゥルク城 → ⑧タリンクシリヤライン(スウェーデンへ)
3日目その1。(2日目はこちら/旅初日はこちら)この日はトゥルク最終日ということで、渋い系建築巡礼、マーケット体験、観光名所のトゥルク大聖堂やトゥルク城を見て回ります。夜にフェリーでストックホルムへと向かう為、朝一でホテルのチェックアウトを済ませ、バスでフェリーターミナルへ。手荷物を預けて再び中心市街地へと戻ります。
まずはサノマット新聞社(1929年)をチラ見。フィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトは、故郷ユヴァスキュラで独立した数年後、ここトゥルクへと事務所を移します。この作品は、アアルトが国際的に有名になるきっかけとなった代表作パイミオのサナトリウム(スケジュールの都合で今回見れず。。)と同時期に設計された最初期のモダニズム建築作品と言われています。次にトゥルク市立図書館(2007年)に行きましたが残念ながら休館。設計はJKMMアーキテクツ。旅の後半で訪れますが、同じ設計のヴィーッキ教会(2005年)はとても素晴らしかったです。このブログがヴィーッキ教会までたどり着くのは一体いつになるかわかりませんが笑、お楽しみに。図書館の外観だけさらりと見つつ、トゥルク大聖堂へと向かいます。
1300年建造のトゥルク大聖堂は、フィンランド最古の教会。祭壇はカール・エンゲル設計、絵画はエークマン、現在の外観は1836の修復の際にデザインされたものだとか。朝一でほとんど人がおらず、壮厳な空気を満喫できました。美しいヴォールト天井や石造りの開口部廻り、木製扉の意匠も必見。
トゥルク大聖堂の後、ルオスタリンマキ手工芸博物館へ向かいましたがなんとここも休館。。昨日のレストランといい夏至祭中は通常と営業日が異なる場合が多いようで注意が必要ですね。大変勉強になりました。残念ではありましたが、博物館周辺は広大な公園と小高い丘のハイキングコースのようになっており、澄んだ空気の中の朝散歩としてこれはこれで良かったです。ひとしきりハイキングした後、広場のマーケットへと向かいます。