●北欧3日目(④〜⑦)Finland
①サノマット新聞社&トゥルク図書館 → ②トゥルク大聖堂 → ③散歩(ルオスタリンマキ手工芸博物館周辺) → ④マーケット → ⑤ブリュッグマンホテル → ⑥散歩&渡し船 → ⑦トゥルク城 → ⑧タリンクシリヤライン(スウェーデンへ)
3日目その2。(3日目その1はこちら/旅初日はこちら)トゥルクのマーケット広場へ。色とりどりの野菜や果物、お花や出店が並んでいて活気にあふれていました。ドーナツのような丸い桃を食べてみましたが、日本の桃とはまた違う食感でとても美味しかったです。ブランチを兼ねて雰囲気のある出店でサンドを頂きました。外での食事がとても気持ちいい。
マーケット広場から続くストリート沿いに、昨日見学した復活の礼拝堂の設計者、エリックブリュッグマン設計のホテルがあります。1階はレストラン、地下にお手洗いがあり2階より上がおそらくホテルです。端正なプロポーション、リズミカルな窓、当時おそらく相当モダンだったと思います。復活の礼拝堂と同じ設計者とは思えませんが、凝った意匠のディテールにはその片鱗が見えていました。中も見たかったし、せっかくなので軽食とビールを頂きました。地下に行く階段にはデ・ステイルとおもわしき2対のクールな絵が飾ってあり、クラシカルモダンな空間にとても似合っています。
ホテルを出て、海岸沿いをフェリーターミナルへ向けてひたすら歩きます。途中、意味もなく無料渡し船に乗って往復したり、ストリートファニチャーで遊んだり、結構な距離歩いた気がしますが、歩きやすい遊歩道と川沿いの美しい景色に飽きることはありません。バスやトラム、タクシーで目的地までサッと移動するのもよいですが、こうして知らない土地をおもむろに歩くのも旅の醍醐味ではないかと思います。
遊歩道を抜け、小さな線路を渡ると風景が一変。トゥルク城が見えてきます。13世紀の古城で、人気の観光スポットだとか。写真で感じるより実物はもっと巨大です。内部は迷路のようになっているらしく、時間があれば中まで見たかったのですがそれはまた次回のお楽しみということで。いよいよ次回、タリンクシリヤラインの乗船と、トゥルク(フィンランド)からストックホルム(スウェーデン)への国境を越える船旅です。