実はみかんも有名な能古島。
自宅用に甘夏ワインを買いました。
どんな味がするかな。
実はみかんも有名な能古島。
自宅用に甘夏ワインを買いました。
どんな味がするかな。
佐賀県武雄市のシンボル、御船山の麓に約50万平方メートルにもおよぶ『御船山楽園』と呼ばれる庭園があります。その御船山楽園を舞台に、チームラボが仕掛ける体感型アート展に参加してきました。実はこの展示、昨年7月から開催されていてずっと気になってはいたものの、夜間展示ということもあってなかなかタイミングをみつけられずにいました。そうこうしているうちに開催からあっという間に1年以上が過ぎ、、、いよいよ最終月がせまってきたところで無理矢理スケジュールをつくって遂に決行。アートという体(てい)ではあったと思いますが、どちらかと言うと体験型アミューズメントとしてとても面白かったので少し記しておこうと思います。ちなみに会期は今月29日までですので興味のある方はお急ぎください。
作品は、映像を現実世界に投影するいわゆるプロジェクションマッピングの手法を用いたものですが、その規模と演出にとても驚かされました。時間で変化する作品や、こちらの動作に反応する映像作品、自分が描いたイラストが生き物となって歩き回る映像作品など、見て、参加して、子供だけではなく大人も楽しいコンテンツが目白押し。体験型が特にインパクトがありましたが、個人的には森の奥に突如あらわれる滝の作品がとても美しく印象的でした。おそらく敢えてなのかなと思いましたが、水の音を再現せず、白糸の様な水流をひたすら流す映像に、ある意味現実味の無さを感じて良かったです。
色々と映像の面白さを書きましたが、この企画の一番のポイントは、実は映像作品そのものというより御船山楽園という豊かな庭園を夜中にハイキングしながら見て回ることの非日常性と、苦労(楽して得られない体験に対する充足感)にあるような気がします。直島や豊島、犬島の徒歩や自転車で島を満喫しながら巡るアートイベントの手法に近い感覚ですね。もちろんこちらは一組の表現者による一連の作品としてプログラムされている点で、内容や体験は根本的にそれとは異なります。
無理をしてでも行ってよかったと思える内容で、とても良い刺激を頂きました。
竈門神社は、『かまどじんじゃ』と読みます。
福岡にお住まいではない方は、あまりご存知ではないかもしれませんが、
地元では、宝満山の登山口や、桜の名所、縁結びの神社として有名です。
特にデザインがお好きな方は、
2012年に社務所全体の設計を種村強さん、
お札お守り授与所をWanderWall片山正通さん、
ベンチをジャスパー・モリソンさんが
デザインされたことで話題になりましたので、
ご存知かもしれません。
ここの個人的なおすすめは、
山に寄り添うように建つ神社までの、
そのアプローチの美しさです。
へたな観光名所に行くより断然良いですよ。
気分転換におすすめです。
西日本豪雨の被害にあわれた方、ご家族の方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
僕もこの日は朝からスタッフと2人で大分へと行っており、行きは電車が運休、何とかバスで向かったものの、帰りには遂にバスも運休、高速も完全ストップ、急遽乗り捨てレンタカーで帰ることとなりました。しかし、大分から福岡に帰るには山道を通るしかなく、大雨の中、夜もふけ、街灯も無く、濃霧まで出てきたところでギブアップ。身を安じて、由布院に着いた時点で一泊する判断をとりました。時間は20時をまわっており、いくつかの宿に問い合わせましたがどこもいっぱい。3軒目で奇跡的に泊めて頂けるところがあって本当に助かりました。命あっての明日だなと、心から感じた出来事でした。皆さんもどうぞご自愛ください。
翌日は、混雑を避けるために、できるだけ早朝から移動するようにしました。しかし、起きてみると奇跡的に雨がほとんど止んでおり、帰路の途中にあった磯崎新さん設計の由布院駅と、その隣に出来たばかりの坂茂さん設計の情報センターを外身から見学して帰りました。由布院駅はもう何度も見ていますが、アートプラザで磯崎新展を見たばかりだったということとは無関係に、やはり佇まいがとても良く、おおらかで素朴な構成が環境に馴染んでいる良い建築だなと思います。みなさんも機会がありましたら是非ご覧ください。自分の住む街の駅が、こんな駅だったらさぞ良かろうといつも思ってしまいます。駅の設計、手掛けてみたいですね。