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KOSUKE ARIYOSHI

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日日堂 竣工

2018.10.26 /



二年前に設計をさせて頂いた住宅の一角をお店に改修しました。改修といっても、新たに内扉とサインベースをデザインして取り付けるというシンプルな内容で工期は2日。無事に完了し、お施主さまにも喜んで頂けました。

扉はお店の顔になる部分。既存のデザインとはあえて揃えず、ここだけのデザインコードとバランスでデザインしています。最近はデザインをする上でルールを信じ過ぎないように気をつけています。ルールは単なる規律であって必ずしも人の心を豊かにするものではないと考えるからなのと、ルールに頼り過ぎたデザインはまとまり過ぎるというか、その先が無いというか、限界がある気がするからです。サインベースは、お施主様デザインの素敵なロゴマークのついた琺瑯製サインを邪魔しないように、受けとリブを兼ねただけの素朴なものとしています。扉の木や真鍮の引手が経年変化するように、サインベースの仕上にも時が経つ程に徐々に変化する風合いを楽しめる(しかも耐久性も向上する!)少し特殊な塗装を施してあります。

しっくいの白い壁とガルバリウム鋼板のこれまた白いシンプルなとんがり屋根に、扉とサインが良く映えました。オリジナルの博多みやげのお店と伺っています。来月17日がオープンとのことで今からとても楽しみです。

福津の現場

2018.10.02 /


福岡県では、新築住宅の上棟後に構造の施工状況を確認する『中間検査』を受ける義務があります。先週無事に合格し、台風の影響で若干工期の乱れはありますが、年内竣工を目指して鋭意進行中です!

建物はシンプルな片流れ屋根で、まわりの建物と同じ2階建てですが1.5階建てくらいの控え目な大きさとなっています。ボリュームを控え目にすることで屋内に丁度良い居心地が生まれていますが、屋内と連続する2.2mの軒下と大きな吹抜け、2つのトップライトによって狭い感じはありません。設計や空間の質は予算や仕様だけで決まるものではなく、一番大切なことは工夫やアイデアだと常々感じています。手癖を嫌い、当たり前を疑い、建築することの目的を常に考えながら、一手間、一工夫を大切に1つ1つ仕上げていきたいと思います。言うは易し行うは難し、ですが、がんばります。

撮影その2/大楠の住宅

2018.07.20 /



撮影ラッシュその2
1年前にお引き渡しさせて頂いた住宅の撮影を行いました。
デザインリノベーション済み物件の部分リノベーションという
ユニークな条件の改修プロジェクトでした。
仕上りまでどうぞお楽しみに。

撮影その3/糸島の陶芸小屋

2018.07.20 /







撮影ラッシュその3
糸島の陶芸小屋を撮影しました。
陶芸家・デザイナーである施主の新作づくりの為の、
プライベートアトリエです。
こちらも仕上りをお楽しみに。