『ちいさな家』が第14回建築九州賞にて奨励作品となりました。この場をお借りして、関係者各位に御礼申し上げます。
都市部における小さくとも濃密な住空間を追求したプロジェクトです。コンパクトながらも小さなセミパブリックスペースがあることで、余白に富む、豊かな住空間が生まれます。
■選考結果PDF(2次選考時点)
http://kyushu.aij.or.jp/sakuhinsho/PrizeInfo_S2_PAK20.pdf
『ちいさな家』が第14回建築九州賞にて奨励作品となりました。この場をお借りして、関係者各位に御礼申し上げます。
都市部における小さくとも濃密な住空間を追求したプロジェクトです。コンパクトながらも小さなセミパブリックスペースがあることで、余白に富む、豊かな住空間が生まれます。
■選考結果PDF(2次選考時点)
http://kyushu.aij.or.jp/sakuhinsho/PrizeInfo_S2_PAK20.pdf
『西福間の境界』がNICHIHA SIDING AWARD 2020にてニチハ賞を受賞しました。この場を借りまして、関係者各位に御礼申し上げます。
敷地境界線に沿って設けた「境界壁」によって豊かな住環境づくりを目指したプロジェクトです。境界壁が塩害・防風、構造、中庭の創出、プライバシーの調整といった様々な機能を担保しつつ、内部ではキューブ状のシンプルな空間に動きや広がり、変化や彩りを与えます。
■西福間の境界
https://notequal.jp/project/2273
●北欧2日目(⑤〜⑦)Finland
①ホテル朝食 → ②散歩 → ③復活の礼拝堂 → ④聖十字架礼拝堂 → ⑤ピネラレストラン → ⑥聖ヘンリー・エキュメニカル礼拝堂 → ⑦ヘスバーガー
2日目その4。(2日目その3はこちら)聖十字架礼拝堂をひとしきり見て回った後、そのまま南へ抜けて行きとは別ルートでトゥルクへと戻ります。ランチのできるお店を探すも、訪れた時期が夏至祭時期ということもあってかほとんどのお店がなんと休み。。これは想定外でした。下調べしていた数店舗にフラれ、ようやく見つかった川沿いのレストラン、Pinella Restaurant & Barでランチ。実はかなりの老舗レストランのようで運良くここが当たりでした。川を眺めながら屋外で食べるランチはもう格別!サフランライスに半生ホタテと削りチーズ、ベビーリーフを組み合わせたメインと地ビールを頂きました。ブラックのお皿に盛り付けられたイエロー、ホワイト、グリーンの色味がとても綺麗。ビジュアルだけではなく味ももちろん◎トゥルクは魚介全般とても美味しい印象でした。(エビは除く笑)
ランチと小休止の後、再び市営バスに乗って『聖ヘンリー・エキュメニカル礼拝堂』へと向かいます。ダイヤの関係で目的のバス停から少し離れたところに降り立ち、白樺の林が生い茂る集落の中をしばらく歩きます。ここでひとつ、建築好きな方へより建築を楽しむためのコツを伝授します!建築、特に良質な建築は、物としての建築物単体で考えられているわけではなく、その環境や背景と密接につながってできています。なので建築物にいきなりアクセスするよりも、こうして少し手前からアプローチするように実際に自分の足で歩き、その環境を感じると何か見えてくることがあったり(なかったり笑)しますのでぜひ参考にされてみてください。
竣工は2005年、設計はマッティ・サナクセンアホ。船底をひっくり返したような構造体の反復が非常に美しい建築です。開口部を祭壇脇のスリットに絞ることで、側面からの象徴的な光が内部を包みます。型板ガラスが自然光を乱反射させ、またその開口部を直接見せないことでこのような光の空間が生まれています。トゥルクはさほど大きな街ではありませんが、本当に良質な礼拝堂が多いです。
再びトゥルクへと戻ってきました。とにかく白夜が衝撃というか、今が一体何時なのかわからなくなるのですが、そろそろ夜ごはんの時間です。歴史のある市場を見学した後、海外のジャンクフードも食べてみたくなってヘスバーガーに入りました。ヘスバーガーはフィンランド最大のバーガーチェーンなのですが、実はトゥルク発祥。あまり期待せずにオーダーしてみましたが、ポテトは薄味で食べやすく、バーガーもなかなか美味。先ほど魚介が美味しいと言いましたが、北欧は野菜も総じて美味しい印象です。ビーガンが多いのも頷けます。
食後、街中をぶらり散歩の後、ホテルに戻り屋上ラウンジをチラ見しつつ、疲れていたので部屋に戻ってKARHUビールを1本だけ飲んでこの日は眠りにつきました。
●北欧2日目(④)Finland
①ホテル朝食 → ②散歩 → ③復活の礼拝堂 → ④聖十字架礼拝堂 → ⑤ピネラレストラン → ⑥聖ヘンリー・エキュメニカル礼拝堂 → ⑦ヘスバーガー
2日目その3。(2日目その2はこちら)復活の礼拝堂をひとしきり堪能した後、同じ共同墓地内にある『聖十字架礼拝堂』を目指します。こちらは復活の礼拝堂の26年後、1967年竣工で設計はペッカ・ピトゥカネン。
自然との対比・連続という点においては復活の礼拝堂と同様ですが、その意匠は大きく異なります。復活の礼拝堂がエモーショナルかつ詩的な意匠であることに対し、こちらは水平・垂直を基調とし、黒塗装した鉄、荒々しいコンクリート、平滑なガラスを素材とするいわゆる寡黙な正統モダニズム建築。復活の礼拝堂が傑作すぎるのと、禁欲的な意匠で地味なこともありどうしても霞んでしまいますが(事実、日本ではあまり有名ではありません)、こちらも大変素晴らしい建築です。天井高さをグッと抑え、欄間の嵌め殺しガラスやキャンチレバーによる徹底したディテールによって、軽やかに浮いたコンクリートスラブが水平に連続することで内外をつなぐ明快な構成となっています。洗練されたオリジナル照明器具のディテールや、自然採光の為の開口部の計画、床のコンクリート目地の割付など、プロじゃないと分からないような胸熱ポイントが随所に潜む隠れた名作だと思います。
一転、祭壇は吹抜天井となっており、特別に強調された空間となっています。トップライトがやや控えめ過ぎる(同一空間内の開口部に優劣をつけてその差異を強調したかったのだと思います)のと少々間延びした寸法感は気になりましたが、光というより闇の美しい空間だという印象。とは言え、谷崎潤一郎の陰翳礼讃とは異なる世界観、あくまでコントランスによる美。無彩色な世界に飛び込む桃源郷のような外部の緑が、強烈な美しさを放ち今尚脳裏に焼きついています。復活の礼拝堂と合わせてこちらも必見です。